シルベスター・スタローン(ロッキー)の伝説ストーリー

ロッキー

映画「ロッキー」でロッキーを演じた、シルベスター・スタローンさんって、ご存知ですよね?

僕は、スタローンさんが大好きです。

彼のストーリーは、まさに伝説です。

シルベスタースタローンは、出産時に医師のミスにより顔面の神経に傷がついてしまいます。そのため、顔面の半分が麻痺してしまい、言語障碍(がい)が残ります。

その障碍のため、小さい頃、よくいじめられたそうです。

スタローンは、大学生のとき演劇に興味を持ち、演劇学科に入学します。しかし、授業料が支払えなくなり中退。アルバイトをしながら、俳優になることを目指します。

そして、スタローンは、もうすぐ30歳になるというのに、ポルノ映画やゲテモノ映画に出演したことが数回あるだけの役者にとどまっていました。スタローンがこれまでに落ちたオーディションの回数は54回。言語障碍の後遺症は、俳優として致命的だったのです。また、典型的なシチリア人の風貌や、身長が170cmしかないのも、大きなハンデとなります。

スタローンはこの頃、動物園でライオンの清掃係までやって、食いつないでいました。そんな極貧の生活の中で、奥さんは妊娠したのです。

スタローンは、オーディションに受からないのは、「オレに合う映画がないから」だと考え、「だったら自分で書けばいい」と思い、シナリオを書き始めます。次から次へと脚本を書いては、映画会社に送りました。しかし、返事は一つもありません・・・ 書いた脚本の数は、30以上でした。

「オレには、脚本を書く才能ないのか・・・」とスタローンは落胆します。

そんな時、スタローンは何気なく、「モハメド・アリ 対 チャック・ウェプナー」のボクシングの試合を見ていました。

この頃の「モハメド・アリ」は、史上最高のハードパンチャーと称された「ジョージ・フォアマン」をKOでブチ破り、王座に返り咲いたばかりでした。

モハメド・アリのマネージャー「ドン・キング」が、激闘の「ジョージ・フォアマン」戦を終えて、アリの息抜き・骨休めのためだけに用意した相手が、「チャック・ウェプナー」だったのです。

チャック・ウェプナーは当時36歳。ファイトマネーだけでは食えないので、セールスの仕事をしながら、ボクシングをやっていました。

高額なファイトマネーにつられてやって来た「かませ犬」、当時、多くのマスコミが彼をそう表現していたそうです。

しかし、試合がはじまると、チャック・ウェプナーは、アリの執拗(しつよう)な攻撃にも、倒れません。パンチを何十発ももらい続け、ウェプナーの顔は血まみれになります。しかし、倒れない。

そして、運命の9ラウンド。

ウェプナーの繰り出したパンチが、アリのわき腹を直撃。なんと世界最強のアリからダウンを奪うのです。

アリはすぐに立ち上がり、クソみたいな相手に倒されたことに激昂(げっこう)して、ウェプナーに猛攻撃を仕掛けます。しかし、結局アリは、ウェプナーをKOすることはできませんでした。

そして試合終了後、すべての観客が敗者であるウェプナーに、スタンディングオベーションで、拍手を送り続けたのです。

スタローンは氣がつくと、この試合をテレビに噛りついて見ていました。そして、「これだ。ウェプナーこそ、オレがやるべき役だ」と震え、立ち上がります。そして試合の後、3日間寝ずに脚本を書き上げ、プロダクションに持ち込んだのです。

プロダクションは、その脚本をものすごく気に入り、7万5000ドル(当時約2300万円)という破格の値をつけました。しかし、プロダクション側は、製作の条件として「主演にポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、アル・パチーノといった有名スターを起用する」ということを、スタローンに提示しました。

妻が妊娠して、貯金が100ドルしかなかったスタローンにとって、喉から手が出るほど欲しい大金。しかし、スタローンは「自分を主役にしないなら脚本は渡せない」とこの条件を固辞。

プロダクションは、「じゃー、12万5000ドル(当時約3800万円)でどうだ?」と聞きます。

スタローンは、ゆっくり顔を横に振ります。

「じゃあ、20万ドル(当時約6100万円)だ!」

スタローンは、「No

「わかった、36万ドル(当時約1億1万円)出す。これで決めてくれ」

スタローンは、一言いいました。

オレに主役をやらせろ

その結果、俳優としてのギャラは俳優組合が定める最低金額、プロデューサーはなし、制作費はテレビシリーズ1本分、脚本料を2万ドル(当時約610万円)に減額して、スタローンを主役にすることが決定します。

低予算のため、スタローンたち俳優は、自前の衣装で参加。メイクも自分でし、宣伝用スチール写真は、スタローンの妻サーシャが撮影しました。フィルム代も節約するために、1テイクの撮影が基本。そのために、何度も何度もリハーサルをしたのです。セットを組むお金もないので、普通のアパートを借りて撮影が行われました。

そして、できあがった「ロッキー」は、スターが出演していないし低予算だったため、本当にわずかな映画館でしか、上映が開始されませんでした。

しかし、徐々に口コミで感動が広がり、終わってみれば世界的な大ヒットを記録。興行収入は、製作費の100倍以上、1億2000万ドル(当時約366億円)を稼ぎ出します。そして、同年のアカデミー賞最優秀作品賞を受賞、また無名だったスタローンも、アカデミー賞主演男優賞と脚本賞にノミネートされました。

映画界では、このロッキーをアメリカン・ドリーム「20世紀最大の奇跡」と呼ぶようになります。

ヤバすぎます。この伝説。

普通の人なら、2300万円で脚本を売っていたでしょう。しかし、スタローンさんが脚本を売っていたら、「ロッキー」はここまでヒットはしていないと思います。

低予算で、スタローンさんがロッキーを演じたからこそ、これだけの情熱がある作品になり、大ヒットにつながったのだと思います。

スタローンさんは、わかっていたんですね。ロッキーを演じるのは、自分がベストだということを。

足りないものは、お金でも、スキルでも、人脈でもない。

不足しているのは、情熱とアイデアだけ。

@今日もありがとうございましたm(__)m

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シルベスター・スタローン(ロッキー)の伝説ストーリー への6件のコメント

  1. mizzy より:

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    スタローンはあの喋り方も自分の個性にしてますよね。「ロッキー」はモチベーション上げたいときに観まーす。
    ソニーの盛田会長がアメリカにはじめてセールスに行った時、「OEM ならラジオ@万台発注するぞ」ってある会社に言われて、でも「SONY ブランドとして売らないなら断る!」と契約を断固拒否した話を思い出しました。(またソニー話ですみませんw)

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    >mizzyさん
    >スタローンはあの喋り方も自分の個性にしてますよね。
    ホントですね。弱点を個性に変えると、魅力になりますね。
    >「SONY ブランドとして売らないなら断る!」
    これがなければ、今のSONYはないわけですね。
    すごいな~。

  3. sato より:

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    そんな裏話があったんですね。
    確かに1億ドルまで積み上げられるとくじけちゃいそうです。
    底が成功者が違うところなんでしょうね。

  4. hide より:

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    岩崎さん
    今月の初め、お話させて頂いたヒデです。ロンドンから一週間前に戻ってきていました。
    すべてが順調に行けば、来年の一月末にロンドンに行きます。
    スタローンさんの話は全く知りませんでした。私の父がロッキーのファンなのですが、私はロッキーすら見たこともありません。
    父と一緒に見てみようと思っています。

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    >satoさん
    >確かに1億ドルまで積み上げられるとくじけちゃいそうです。
    いやいや、ホントそうですね。
    ありがとうございます。

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    >hideさん
    お帰りなさい。
    >すべてが順調に行けば、来年の一月末にロンドンに行きます。
    おぉおお、おめでとう!!!!!
    >スタローンさんの話は全く知りませんでした。私の父がロッキーのファンなのですが、私はロッキーすら見たこともありません。
    >父と一緒に見てみようと思っています。
    はい、是非一緒に見てください。
    かなり、熱いです(笑)
    ありがとうございます。

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